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人物解説 編集

1作目 編集

声 - 大川透
「焔」の二つ名を持つ国家錬金術師。強い摩擦で火花を発する、「発火布」と呼ばれる特殊な布で作られた手袋を使い火を起こし、錬金術で酸素濃度を調節することにより対象物を燃やすことができる。発火布の代わりとしてライターを使うこともできる。ただしこの錬金術は水に弱く、雨の日には使用することができない。単純に水だけなら、酸素と水素に分解し爆発を起こすことも可能。
グランの命令によって、ロックベル夫妻を射殺したことが強いトラウマとなり、拳銃を威嚇程度にしか使えなくなっている。プライドと戦い勝利した直後、アーチャーに左目を撃たれて失明し、ブラッドレイと同じく眼帯を着用することになる。原作では一度もないが、アニメ版では一度だけ、エドワードを二つ名でなく「エド」と呼んだ。
最終的な階級は准将だが、昇格以降も「大佐」と呼ばれているシーンが多い。

2作目 編集

アメストリス国軍大佐。イシュヴァール殲滅戦中は少佐相当官(実際の権限は大尉)であり、中佐(エド国家錬金術師勧誘時)を経て、現在に至る。「焔」の二つ名を持つ国家錬金術師。1885年生まれ。当初は29歳(11巻から30歳)。
いい加減な性格に見えるが、実際には狡猾さと強い意志を併せ持つ人物。自らが信頼する人間に見せる「目的最優先」と言い放つなどの厳しい発言とは裏腹に、いざ部下などの身内のこととなると、当初の目的はおろか自らの危険をも省みない行動に出るという情に厚い部分を見せる。エルリック兄弟に対しても単なる利害関係の一致と距離をとるような言動を行うことがあるが、内心では気にかけている。またエドを「鋼の」と呼ぶのも特徴[1]。 
「大総統になる」という野望を抱く野心家で、かつ大変な理想家。元々民衆を守るという理想のために国家錬金術師資格を取得するが、イシュヴァール殲滅戦にて理想と現実のギャップを思い知る。それでもなお「理想を語ることをやめない」と決心を新たにし、「次の世代には幸せになってもらいたい」という願いの下、国家体制の変革(軍国主義から民主主義への移行や軍備縮小など)を行うというために大総統を目指す。その結果としてイシュヴァール戦の正当性が問われ、自身が裁かれる可能性も覚悟している。
錬金術師としての能力は二つ名の通り、焔(炎)である。また、その資質は高く、模擬戦とはいえエドを圧倒している。燃焼の三要素である燃焼物酸素点火源を錬金術によって生成することで炎を起こす。具体的には、対象を燃焼物とし、錬金術で酸素濃度を調節、そこに発火布(強い摩擦で火花を発する特殊な布)で作られた手袋を使い点火して炎を起こす。その性質上水に弱く、雨の日は不発、また発火布が湿ることで点火源が用意できないこともあり、その状態になると部下からは「無能」呼ばわりされる。ただし単純に水だけなら、酸素と水素に分解し爆発を起こすことも可能。ラスト戦では血で手に錬成陣を描き、点火源もライターなどで代用したことがある。イシュヴァール戦での経験から、炎の発生範囲を自由に調節できるようになる。また、軍人としては、イシュヴァール戦でより多くの仲間を守った事などから「イシュヴァールの英雄」とも呼ばれる。しかしイシュヴァール殲滅戦でのイシュヴァール人を使った人体実験に参加したことが心の闇となっている。言動には兵法書(孫子)からの引用もあり、兵法にも通じているらしい。
ホークアイとは軍に入る前からの関係で、彼女の父親は自身に錬金術の基礎を学ばせてくれた師匠である。師亡き後、イシュヴァールの戦地で軍人として再会。戦後は忠実な部下として、他の直属の部下であるハボック達とは一線を画す位置にいる。彼女に対して部下以上の感情を抱いている節があり、ナンバー66がホークアイに抱きついた時には嫉妬を露にしている。また、大総統候補に彼女が斬られ、メイによって一命を取り留めた時は、ホークアイの事を人目を憚らずに抱きしめている。その一方でかなりのプレイボーイであり、色んな女性とデートしている(情報収集や周りの目を欺くためのキャラ作りの一環であるが、錬金術の暗号化に女性の名前を使ったり、女性人気の高いクラウディオ王子に嫉妬の炎を燃やすなど、完全なポーズというわけでもないようだ)。
暗号に関しては人物の名前を用いることが多く、周りに悟られずにセリム・ブラットレイの正体を知ることができたのも、ホークアイとの何気ない会話の中に暗号要素を織り交ぜておいたためである。
ホムンクルス達の策略を上手くかわし、逆に軍内での地位獲得やラストを倒すことに成功するが、ラストの死後は部下達を地方に飛ばされ、ホークアイを大総統付補佐官にされる等ブラッドレイによって飼い殺し状態に置かれる。しかしグラマンやオリヴィエなど様々な協力者から助力を得てホムンクルスらの情報をつかみ、「約束の日」に奪われた部下を招集、ホムンクルスの計画阻止と政権奪回のために行動を起こす。
ブリッグズ兵らが中央で軍と交戦を開始したことを機にセントラルの地下施設へと潜入、エドや「傷の男」と合流し共闘。ヒューズの仇であるエンヴィーとの邂逅や、ブラッドレイを造った医者による人体練成への非情な誘惑といった数々の出来事によって、復讐の念や大切な者を失う恐怖といった感情に支配され理想を見失いかけてしまうも、エド、ホークアイ、「傷の男」ら道を示してくれる仲間の存在により、激情に流されず信念を追い続ける大きな精神的成長を遂げた。しかしその後プライドによって強制的に人体練成をさせられ、扉を開ける「通行料」として視力を持っていかれ、5人目の「人柱」として「お父様」の下に転送される。お父様との最後の戦いでは失われた視力の代わりにホークアイの指示の下、戦闘に加わっている。最後の戦いの後、マルコーと取引を行い、彼の賢者の石を使って視力を回復させる代わりにイシュヴァール復興に尽くす。2009年アニメ版の最終話では目の色が失明前と同じ色になっており、視力は元に戻ったと思われる。[2]
大総統にはグラマンが就任し、後に撮影されたものだと思われる写真の中には大総統の一階級下の大将に就任したと思われるロイの姿が描かれている。(また、原作では肩の階級が見えているが、アニメではコートで隠されている。)[3]
その出自が明らかにされたことはないが、両親は既に他界しているようだ。クリス・マスタングという養母が登場しており、キャラクターガイドでは父方の叔母という記述がある。小説「囚われの錬金術師」では、隠し子疑惑がでた。
コミックスのオマケ漫画のみではあるが、大総統になったら『軍の女性の服装を全てミニスカートにする』『男はみんなクビにして私のハーレム完成』と公言している。
作者とアシスタント一同で、実写化した際の役者は及川光博と述べている。
名前の由来はアメリカの戦闘機P-51マスタング。

脚注 編集

  1. 作者によれば、二つ名の「鋼」を意識して呼んでいるらしい。また、ギャグ寄りの設定では「名前を覚えていないから」といった理由もある。
  2. 2009年アニメ版では大総統に就く前の大仕事としてイシュヴァール政策は既に念頭に置いていたらしく、ノックスがマルコーを伴って病室を訪ねにきたときには、イシュヴァール地方に関係する文化、農業などに関する資料を集め、勉強していた。
  3. ただしこの説は現時点(2010年7月)ではまだ断定はできないものであり、その写真がまだグラマン大総統が存命、もしく大総統の地位に在籍している時(もっともグラマンの性格上、最終回でのブラットレイ婦人との会話から見てもわかるように、当分退役は考えられない。)もしくはロイがまだイシュヴァール政策の件が終わっていない時に撮影されたのであれば、その説は考えられる。

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